小倉浩二ってこんな人です

日本シャンソン協会準会員／日仏シャンソン協会会員／山梨日仏協会会員　

　「モーツアルトの『トルコ行進曲』が弾きたい！」と無我夢中でピアノに向かったのが中学1年の時。その後独学でピアノを始め、山梨県立日川高校進学後は開校以来初の男性部員としてコーラス部で活躍。山梨県民会館でのステージをはじめ、学内の演奏会には積極的に参加、カンツォーネや自作のピアノ曲などを披露しました。早大入学後はピアノの研鑽のために「早大ピアノの会」に入会し、ピアノ演奏を中心に、大隈講堂などで音楽活動を展開しました。

早大卒業後は山梨県内のマスコミに就職。文化部記者にテレビディレクターの合間を縫いながら、東京で声楽のレッスンを重ね、1998年12月に新宿区の老舗シャンソニエ「シャンパーニュ」のオーディションに合格。翌年４月からレギュラー出演したほか、「月夜の仔猫3651」「楽Ｑｕｉ」「11区」「丸の内ホームズ」「ブン」「奇聞屋」「四谷蟻ん子」など、都内のシャンソニエに出演しています。2001年５月からソロ・コンサートを開始し、これまで都内で３回、山梨県内で24回、関西で１回開催。また、さまざまなコンサートで、石井好子さんはじめ、芦野宏さん、戸川昌子さんなど、シャンソン界の重鎮とも共演しています。2003年８月には、第２回「全国カンツォーネコンクール」に出場し、特別賞表現力賞を受賞。昨年末には念願だったファーストアルバム「愛のコレクション」を発売、「ＣＤジャーナル」などの音楽雑誌で紹介されました。

　山梨県内でも、シャンソンの魅力を大勢の皆さまに知っていただこうと、精力的に活動を展開。甲府市内のピアノバーやホテルでのライブ活動を皮切りに「サウンドスポット音の葉」や「ダービーハット」「THIRTY THIRTY」などで定期的にライブ活動を展開。また、数々のコンサートの演出・司会も手掛け、ステージ全般にわたって取り組んでいます。このほか、チャリティーコンサートも開催し、フィリピンの恵まれない子どもたちに収益金を寄附しました。

　歌以外では2002年10月に山梨県主催の市民自主企画講座「シャンソンとあなた～人生を歌う歓び～」で講師を務めたのを機に、シャンソン教室「Salon de Chanson」を主宰、またNTTドコモの「FOMA」のCMにも出演するなど活動の場を拡げています。

「シャンソン」に興味を持ったのは、平成６年に美輪明宏さん主演の映画「黒蜥蜴」に出会った時。その妖艶な演技に惹かれ渋谷のライブハウス「ジャン・ジャン」で美輪さんの歌を聴いた時、あまりにもドラマチックな表現力にすっかり心を奪われました。以来、レパートリーにシャンソンを取り入れるようになり、気が付けばシャンソンの世界に身を委ねていました。あの時感じた、あのシャンソンの感動を、今度は自分の身体を通して聞く人に伝えられたらと思い日夜頑張っています。これからもどうぞ「小倉浩二」を引き続き可愛がってください。よろしくお願いします。